2016.05.13

今回はKi-Yanコラム。
木村英輝先生の魅力を、壁画制作アシスタントとして、
いつも側にいる西嶋の視点で コラム形式でお伝えします。

先生のお人柄を知っていただけるコラムとなっておりますので、
ぜひご覧ください！

【 Ki-Yan コラム No.3 】" Too Much！"

"よく食べ、よく眠り、よく遊べ。"

"真剣に遊ぶって、難しいかも。"
大人だって、小さな好奇心や冒険心が無くなったわけでもないし、
深める年輪だけがアジじゃない。

前回、前々回と、
"大器"木村英輝の 睡眠、
それから食事とご紹介して参りましたが、
今回はその最終章。

"よく遊ぶ" 木村英輝。

壁画絵師というのは、全国津々浦々を飛び回り、
現場へ直接絵を描きに行く、一風変わった絵描きのお仕事です。

「いつも忙しそうにしているけれど、お休みはあるんですか？」と、
時々、聞かれることがあります。

(答)「先生はお休みがお嫌いです。」

これは本当の話で、先生はとにかく、家で寛ぐ、というのが大嫌い。
しかし、アシスタントや奥様の事を気遣って、
週に一度は休みを設けてくださっています。(貧弱でスミマセン)

とにかく家でのんびりなんてしたくない、
そんな先生は、休みの日には必ずと言っていい程、約束をする。
なんなら平日でも約束をする。

なんの約束を？　もちろん、アソビの、です。

驚く程ご友人が多い木村先生。

そのメンバーは時々変わりますが、
プロデューサー時代を共にした戦友とつもる話をしたり、
学生の頃の級友と温泉旅行へ出かけたり。

時には、「キーヤン、この人どう思う？」

先生の鋭い審美眼を頼って、舞台やパーティに誘われたり。
とにかくインプットし続けるのが、先生流の"お休み"。

先生が多くの人に"遊ぼう！"と誘われるのは、
先生がとってもクリアで、一本筋が通った人だから。

先生曰く、 「俺は私利私欲で、友達付き合いや、仕事なんか、せえへんねや。」

成る程、確かに先生に会いにやってくる人たちは、
プロデューサー時代に知り合った、
とある業界のトップや大物俳優さん、なんて方もいらっしゃいますが、

みんなが口を揃えて、
「キーヤンとは仕事をしたことはないけれど、何十年も友達だ」と仰います。

極め付けは、スタジオに訪れて下さる、
先生の幼稚園の頃から(!)の幼馴染N氏によると、
「ヒデキチャンは何にも変わらへん」とのこと。
これを聞いて、本当に納得しました。

三つ子の魂百まで、とは言いますが、
ここまで変わることのなかった芯の強さと純粋さ、
そして天性の人懐こさ？！
これが木村英輝の魅力の根底なのかも知れません。

いつだって"キムラヒデキ"で、いつだって真剣。
遊びも仕事も、誰と会っていても、
きっと食事も、もしかしたら睡眠ですら、垣根は無い。

Too Much!

キムラヒデキすぎる！