Ki-Yan Stuzio MailNews
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2016.09.09

今回はKi-Yanコラム。
木村英輝先生の魅力を、壁画制作アシスタントとして、
いつも側にいる西嶋の視点でコラム形式でお伝えします。

みなさんは、どんなきっかけで"木村英輝"と出会いましたか?
"木村英輝"と西嶋の出会ったきっかけについての綴ります。

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【 Ki-Yan コラム Vol.7 】"木村英輝とワタクシ"

突然ですが、
皆様はどんなきっかけで"木村英輝"と出会われましたか?

私のきっかけは、青蓮院門跡でした。

当時、美大生だった私は
青蓮院門跡寺院の夜間ライトアップイベントに偶然訪れました。

あの蓮の作品群を初めて見た時、
「こんなに斬新で熱さを失わない絵があるんだ!」と感動し、

「本当にいいものは時代を超えるなぁ。今も生き生きとしているなぁ」(ん?)

「すごい人が江戸時代にいたもんだ!」(おいおい!)

と、大雑把かつ大いなる勘違いをしたまま、
作品とは"点"で触れ合っただけで、その場は終わりました。

が、ある日突然事態は急展開。

我が恩師S氏が「木村英輝って知ってる?」と私に問いました。

「知ってますよ、あの青蓮院の襖絵を描いた、昔のすごい人でしょう。」

「。。。会ってみる?」

「ご健在なんですか?!」と

超失礼な驚き方をしたのは、いい思い出です。
ははは。。。先生ごめんなさい。

初めてお会いしたのは、
2010年 京都西部講堂で開催されたFLOWER TRAVELLIN' BAND
(昨年好評を喫した琳派ロック主題歌SATORIのオリジナルバンド)の復活ライブ。

共通の知人であるS氏に連れられて、
アンダーグラウンド感満載の建物で開演を待ちました。
初めて訪れる西部講堂は、がらんどうで自由、そんな印象でした。

プロジェクターで映し出された、
講堂の暗闇に飛び交うジャガーや象、鯉は、
おおよそ青蓮院の作品とは正反対の生命感!

衝撃のオトナのカッコいい舞台に、
私の小さな世界は一気に解放されたのだ!と思いました。

そして終幕後、
S氏に連れられて間近でご挨拶した木村英輝先生は、開口一番、

「キミは高いとこ平気なんか」

とズバーーーンと私に言葉を投げました。

「????。。。はい平気です??」

それがご縁となり、アシスタントとして本格的に
お側に居させて頂くようになってから早5年。あっという間の時間です。

日々を共にして思うのは、
テレビや画集、ステージの上で堂々と話す
(そしてドッカンドッカン笑いを取る)姿は、ハッとするほど遠く、

目の前で昼寝をしている姿は、驚くほど無防備で、無邪気。

毎日が新しい発見や気づきの連続です。

絵師として、プロデューサーとして、コメンテーターとして、
いつでも人に衝撃を与える木村英輝先生。

あなたのキッカケは、何ですか?

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