Ki-Yan Stuzio MailNews
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2017.03.10

今回はKi-Yanコラム。
木村英輝先生の魅力を、壁画制作アシスタントとして、
いつも側にいる西嶋の視点でコラム形式でお伝えします。

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【 Ki-Yan コラム Vol.11 】"憧れのご夫婦"

先生を見ていると、自信と前進力しか感じられない。

それはどこから?

もちろん、今までの生き方が
そう感じさせるオーラになって出て来ているから。

しかし、その心と体が休むのは、
自宅で奥様と過ごす、プライベートな空間。

いつもロック精神を持ち、笑顔の写真撮影は嫌い!という先生。
写真だけでご存知の方は、「怖そう」と感じる方も多いはず。

そんなお人が、夫婦2人で暮らす生活の一部を、
アシスタント二人に見せてくれるようになったのは、
ここ数年の話だ。

二人でいるって、何が答え?

助け合う?腕を引き合う?寄りかかる?
何かわからない。

二人が物静かに長く貫いているのは、センスの良い、お互いへの信頼。

そう、とてもクールでさっぱりしている。

が、

とある朝、先生のお車での出勤時の車内。
アシスタント二人組は運転席に助手席。

後部座席に乗る夫婦二人が、急に、
いつもとは違う、いや、初めて聴くと言おうかな、
"えへへへへへへへ"という照れ笑いをし始めた。

私「ど、どうされたんですか、何があったんですか!」

思わず振り返る私。あかん、二人が、ほの紅くなっている!
すると奥様が涙を流して笑いながら、

奥様『いま、肘置きと間違えて、ヒデキが私の左手に、右手をフワッとのせてきたんよ!』

私「映画館じゃないですよ!」

そして、車内には、わはははははははは、と笑い声が広がる。

この瞬間、喧嘩している二人も、
お互いに心配している姿も、二人で大笑いしているこの姿も、
さっくりと力強いパートナー同士の歯車のかみ合い具合なのだと、
面白いほどにわかった。

お互いの事で泣くとは、今のお二人からは見えてこない。
受け入れる。それが全てだからだ。

先生「これから、たこ焼き屋でもやると思ってくれ」

木村先生が、60歳の時、壁画を描くことを仕事にする、
と奥様に告げたときの一節、とのこと。

奥様「そう、わかった」

携帯を持たず出かけては話し込み、
何日か連絡もなかったことが多かったという過去のプロデューサー時代があり、
その反覆のように、今、お二人は毎日一緒に仕事をされている。

お互いを信じる、
なんてカッコつけた言い方しか思いつかない私ですが、
『ダイジョーブ!ダイジョーブ!』と、引っぱって行くその強さと、
そこを信頼する強さが、二人の素晴らしさと感じます。

---------------------------- 余話 ----------------------------

私「ダイジョーブ!って、カッコいいですよね、、力強い」

奥様『この"ダイジョーブ!"に、何の根拠も無くて、気持ちで持って行ってるって気づいたの、最近やけどね!』

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