Ki-Yan Stuzio MailNews
ライン

2017.06.09

今回はKi-Yanコラム。
木村英輝先生の魅力を、壁画制作アシスタントとして、
いつも側にいる西嶋の視点でコラム形式でお伝えします。

ライン

【 Ki-Yan コラム Vol.14 】"Rimpa Rockを終えて"

Rimpa Rock Part.2の公演にご来場、
ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました!

もう舞台から2週間だなんて、まだ2週間だなんて、なんだか信じられません。
あの3日間、夢中過ぎて1日のようにも感じます。

出演者さまとは違う緊張を帯びるスタジオでの美術制作。
衣装に背景パネルに、書き割りも。
なんでもアナログでやりたいことを全てやった!というような制作。
こちらだけでも相当パワーを注いでいたような。。

しかし、我々アシスタントの想像では及びもしないような、
巨大な舞台への構想が、次々に木村先生から告げられます。
それを実現させ、作り出してゆくことで走り続けた毎日だったように思います。
壁画とは違う"スリル"というと誤解があるかもしれませんが、
ゾクゾク感がありました。

宮川歌舞練場の舞台を初めて見たときから、
木村英輝の頭の中には、この完成した情景が写っていたのか。。

キャストに、曲に、パフォーマンスに、舞台進行。
その全てをプロデュースしたのは、壁画絵師 木村英輝。

参加して下さったパフォーマーの皆さまの100%のシンプルな格好良さが混在して、
嵐のように心を駆け巡るような舞台だと感じました。

舞台当日の朝。
壁画にこそ慣れているものの、舞台でのライブペイントは、
あまりに緊張してしまい朝から腹が痛かった西嶋。情けない。

そんなノミ心臓の私とは裏腹に、
ジックリとゲネプロ(本番直前リハ)を見て、足りない美術や、
舞台の流れを冷静に指揮するのは、ロックプロデューサー 木村英輝。
壁画を描くときと同じ、空間を切り裂いて流れを作る、あの鋭い目がありました。

全力で作り上げられる舞台の中で、自分も壁画を描く。
そんなことできるプロデューサー、見たことありません。

何度目かの公演中、ライブペイント、舞台でのトークを終えて、一度休憩をした時。
木村先生は、小さく一言、

―――「観客も舞台も、みんな、
    同じように手拍子して声を上げるのを見たとき、
    俺はゾワって鳥肌が立った」

と話されました。

あまりに素直。
その日の舞台エンディング、彼自らが観客席間を行き来して、
舞台を楽しまれているのを見ると、その背中の大きさ、無邪気さに
胸を揺さぶられ、涙が出ました。あまりに素直なのです。

過ぎたことより、これから続く、2020年への舞台。
思い出も振り返らない、成し遂げた功績も気にしない。

彼の持つ強さと正しさを、ロックという武器のもと、
LOVE&PEACEという花束に変えて、スタッフも、観客も、
しっかり受け取ったと思います。

心を裸になんていうのは恥ずかしい表現ですが、
北風と太陽のように、強烈なLOVE&PEACEが宮川町に吹き荒れました。

今一度、自分の持つ届けたいメッセージを打ち出した木村英輝。

壁画とともに、ロックとともに。
これからも!木村英輝の創作活動の応援をよろしくお願い致します。

今月の休業日
【Rimpa Rock part.2】CD「平安の都 京都」
【オンラインストア限定】テーブルウェアBOX
スタッフ募集
Ki-Yan.com Ki-Yan Stuzio.com Ki-Yan StuzioのTwitter Ki-Yan Stuzioのfacebookページ 木村英輝facebookページ

このHTMLメールはインターネットに接続した状態でご覧ください。
ネットストアでのお買い物についてのお問い合わせは、shop@ki-yan.com まで
メールアドレスの変更・解除はコチラから

Ki-Yan Stuzio MailNEWS / 2017.06.09
発行:〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側296 Ki-Yan Stuzio祇園本店
(c) Copyright ELEPHANT Co., Ltd. All Rights Reserved.