Ki-Yan Stuzio MailNews
ライン

2017.09.08

今回はKi-Yanコラム。
木村英輝先生の魅力を、壁画制作アシスタントとして、
いつも側にいる西嶋の視点でコラム形式でお伝えします。

ライン

【 Ki-Yan コラム Vol.17 】"Smiling & Dancing"

木村英輝壁画は、あえて
英語でタイトルをつけることが多いのは、ご存じでしょうか。

「日本語でつけると、なんかわざとらしいやろ?、
俺の絵には、英語がカッコええ」

洋楽の曲名を思い出すような
明るくシンプルなタイトルが頭に浮かびます。

Smiling Elephant、Dancing Rose、Singing Panthers 他 多数

情緒的な形容詞は極力避けてつける、というのがKi-yan流。

"作品にストーリーや説明をつけるのは、オレ流ちゃうのや!"

美しい、かっこいい、ダンサーのような、
Beautiful,Cool,○○Dancers,などなど。
こういった単語をタイトル案として
提案したものはボツになることが多数。。(泣笑)

うっかり作品のカッコよさを
説明してしまう単語をつけてしまうのが、
ファン兼アシスタントの悲しき癖です。

先生のタイトルは、
日本的な"○○図"にも似たストレートさがありますね。

例えば、
白い象たちを描いた作品は、白象図!的な【White Elephants.】

赤豹を描いた作品には、赤豹図!な【Red Jaguar.】

ストレートでイージーでシンプルでフリー。

なるほど。
背景は空間の限界を作るし、ストーリーは一つの見方しか提案しない。
ロックと似ている。
どんな歌詞でも、その旋律に痺れ、心が開かれたようになること!
木村英輝先生のロックな生き方4本柱のこの感覚は、こんなところにまで。

壁画でロック!とはこういうことなのですね、先生。

"ロックは生き方であって、音楽ジャンルではない。"

ぜひ、タイトルにも、気をつけてご覧になって見てください。

【おまけ】

こんだけシンプルタイトル論をしましたが、
アシスタント西嶋が好きなタイトルは、そのなかでも珍しい、
クジャクの作品に多い、

"Open your mind." 心を解放しろ。

翼を全開にした、凛としたクジャクに添えられた言葉です。
作品の迫力とともに、
なんとも言えない言葉のパワーを感じるのです。。^ ^

今月の休業日
【Rimpa Rock part.2】CD「平安の都 京都」
【オンラインストア限定】テーブルウェアPack
スタッフ募集
Ki-Yan.com Ki-Yan Stuzio.com Ki-Yan StuzioのTwitter Ki-Yan Stuzioのfacebookページ 木村英輝facebookページ

このHTMLメールはインターネットに接続した状態でご覧ください。
ネットストアでのお買い物についてのお問い合わせは、shop@ki-yan.com まで
メールアドレスの変更・解除はコチラから

Ki-Yan Stuzio MailNEWS / 2017.09.08
発行:〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側296 Ki-Yan Stuzio祇園本店
(c) Copyright ELEPHANT Co., Ltd. All Rights Reserved.