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今回は、木村英輝の制作活動「Ki-Yan Works」をお届けします。

【 インタビュー / 医療法人誠仁会 りょうき歯科クリニック 領木 様 】

大阪府東大阪市の『りょうき歯科クリニック」さんは
平成5年9月の開院以来、25年にわたって歯科医療サービスを行われてきました。
そして25周年を機に、今まで以上に「患者さん側にたち、ご納得いただける治療」を追求し、
新しい提案と改善で、より質の高い医療サービスをめざしておられます。

今回は木村英輝と『りょうき歯科クリニック』の出会いのきっかけについて
りょうき歯科クリニック 領木 誠一 様に
壁画制作のいきさつをお話しいただきました。

家内と京都に出掛けたときに
京都高島屋のイベントで飾られていた「COMME CA ISM」のTシャツ。
その中に木村先生の作品をプリントしたTシャツが目に留まった。

非常にインパクトのある作品で大変気に入り、そのTシャツを購入し、
その後八坂神社へ観光に行くと、 たまたま木村先生のお店
「Ki-Yan Stuzio」に出会った。

自宅に帰り木村先生のHPを見つけ、
その中に大阪市北区の「北野病院」での作品を拝見した。

医療機関でも描いてくれるのを知り、
いつか当院が移転するときには、木村先生にお願いしようと決めていた。

数年後の平成29年、その夢が叶った！
木村先生には「ハチドリ」をモチーフとして依頼し、
「ハチドリのひとしずく」という世界最小の物語の本をお渡しした。

実はハチドリとは世界最小の鳥で、
その小さなハチドリが口に水を含み、一滴ずつ水を運び、
森の火事を消そうとする物語である。

ハチドリが水を運んでいる様子を見た他の動物たちは、
「そんなことにして何になる」と森から逃げ出したが、
何万羽ものハチドリが運ぶひとしずくが 大火事を消したという、
南アンデスに伝わる物語。

小さな力が集まれば、大きな力になるというお話で、
ハチドリは「ただ出来ることをしただけ」と言ったそうだ。
私たちも歯科医院として、
「出来る事を精一杯行う。 」という気持ちを表現するために、
ハチドリをモチーフに決めた。

しかし、木村先生は
実際に見たことがあるものしか描かないというこだわりがあり、
ハチドリは目にした事がなかったので、
木村先生のご友人がハチドリを飼っているという事で、
先生自ら遠方のご友人の所まで足を運んで下さった。
しかし残念ながら、そのハチドリは亡くなっていた。
最終的に、木村先生は動画をみてデザインをされ、
３泊４日かけて作品を描いて下さった。

実際に見て描いて頂く事は出来なかったが、
木村先生の熱い思い・こだわりに感銘を受けた。
スタッフはもちろん、患者さんからも好評で、
特に２Fのエレベーターを降りたガラス越しに見える、
１Fから２Fにわたる吹き抜けの作品は、
とてもインパクトが強く、とても喜んでいる。

もともと、当院は「アートなクリニック」をテーマとし、
内装も設計している。 設計士には細部までこだわりを施した、
細やかなディティール、 削ぎ落としたデザイン、
随所に表れる匠の技、 アーティストの心で、
丁寧にクリニックの設計を試みて頂いた。

エントランスから入ってすぐに見える、
インパクトの強い木村先生の作品が、
私たちの想いにマッチングしている。

医療法人 誠仁会　りょうき歯科クリニック
〒577-0061　大阪府東大阪市森河内西1-16-3
電話番号：06-6781-4181
HP：http://www.ryouki4181.com/

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ご応募締め切り　2018年4月20日（金）17：00まで