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今回は、木村英輝の壁画をご依頼主の角度からご紹介する
「壁画オーナーインタビュー」をお届けします。

【 インタビュー / 月光庵　西山 様 】

2016年7月、
京都の中心地から少し離れた二条エリアにオープンされた京の宿「月光庵」さんは
築100年の町家をリノベーションした、1日1組限定の京町家一棟貸し切りのお宿。
「訪れた方に沢山の京都を感じて頂きたい」という想いで
お宿を提供される、オーナーの西山様に、
木村英輝との出会いから壁画制作にいたるまでを伺いました。

私がキーヤンの作品と初めて出会ったのは祇園祭でした。

誉田屋源兵衛さんの表に飾られた280折の鯉。
その迫力にとても大きなエネルギーを感じました。 それからというもの、街でキーヤンの作品が目に留まるようになりました。 多くの作品を拝見するにつれ、作品の魅力に引き込まれていきました。

その頃私は、京町家一棟貸しのお宿の運営を計画しており、
京都を訪れる1人でも多くの方に京都の魅力を伝えたいと思っていました。
当然のごとく、私はキーヤンの作品を宿泊されるお客様に楽しんでいただきたい、と意気込み、 この思いをキーヤンにぶつけました。 私の話を聞いたキーヤンは快諾してくださいました。

京町家にご宿泊のお客様にインパクトや感動、そして京都らしさを感じていただくにはどのような絵が良いのだろう、 どんな色がこの京町家には合うのだろう。 そんな作品に関する相談にもキーヤンのインスピレーションときめ細かな打ち合わせで、 青写真はトントン拍子に決まりました。

制作は、改装中でまだエアコンも付いていない暑い京町家の中で始まりました。
キーヤン、そしてスタッフの皆さんも汗を拭いながらの描絵となりましたが、 とても雰囲気の良い笑顔の現場だったことが印象深く感動しました。

作品が強すぎて京町家の雰囲気を壊してしまうのではないか、という私の心配を余所に、 建物によく合った、生命力のある伸びやかで素敵な作品が出来上がりました。
インターネットで作品をご覧いただいたお客様に国内外から数多くお越しいただき、 作品への感動をお伝えいただいております。
お陰様で施設も高い評価をいただき、キーヤン、キーヤンスタジオのスタッフの皆様のお陰と 感謝いたしております。

今後共、作品の魅力を一人でも多くのお客様にお楽しみいただけますよう、 作品同様、質の高いサービスを追求して参りますのでよろしくお願い申し上げます。

京の宿「月光庵」
〒604-8423　京都府京都市中京区西ノ京西月光町18-20
電話番号：075-204-1538
HP：https://gekkouan.jp/

Ki-Yan.com / 〈Happiness Lotus〉京の宿「月光庵」

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ご応募締め切り　2018年8月12日（日）23：59まで